今後の米国株式市場について
堅調の米国株式市場が1ヶ月ぶりに安値となりました。米国株式市場は3日、3営業日で600ドル以上下落しています。
相場が下落した理由
12月3日に、トランプ米大統領が中国との貿易協議の合意を先送りする可能性があると発表しました。
トランプは米中貿易協議の合意について「来年11月の米大統領選後まで待つ考えもある」「期限はない」と言っています。
米中合意の先送りを考えて、米国が15日に中国製品のほぼすべてを対象に制裁関税を課すとの見方もあります。
また、12月2日にも、トランプ大統領がブラジルやアルゼンチンから輸入する鉄鋼などに追加関税を課す考えを発表しました。ほかにもフランス製品にも制裁関税を検討すると発表しています。
なぜ追加関税を課すのか?
要因の一つに、米国内の経済が好調であることが理由としてあると言われています。
11月は、米中の貿易協議が進展するという期待が高まり、米国の景気の底堅さが意識されて米国株式指数が過去最高値を更新しています。
国内の景気が好調ため、他の国へは強気に対応して関税の引き上げを検討しているのかもしれません。
最後に
来年は大統領選挙があります。わたしは米国の景気を悪化させる施策を長期化することは、トランプ大統領にとってあまりメリットはないのではないかとも思います。
しかし、短期的には米中合意の延期や対中制裁関税の影響により、米国株式市場は更に下落する可能性もあるため、今後もトランプ大統領の発言には要注目ですね!
株は長期保有で考えていますが、今後の状況に応じて、利確、損切りも考えます。
わたしは今アメリカのロサンゼルスに来ています。明日はラスベガスのカジノ行くのでまた結果を報告しますね!